旭川に来ています。
実はわたし、何百件と建設業の申請をしてきましたが、上川振興局へ申請を出すのははじめてかも。
申請書を3部作成し、準備万端で新規の建設業の許可申請に行きました。
親切な担当官さん。
担当官さんに書類を渡すと、なんと!!
「1次審査しますね~~~」と仰るではないですか!!
そして、担当官さんは蛍光ペンを手にもち、僕の作った書類に
登記簿謄本見てチョン!
定款見てチョン!
納税証明見てチョン!
資格証見てチョン・・・・とやっています。
僕はその光景を見てて、何だかこみ上げるものがあって、
目頭が熱くなってしまいました。
こう思ったのです。
「そ~だよ!オレたちの仕事はこうだったんだよ!!」
以前はどこの振興局、もっと昔は支庁と呼んでましたがどこでも
チョン!チョン!とやってくれてたのです。
僕たち行政書士は、役所と敵対してはいけません。役所の担当官からは
ちょっと物わかりの悪い、できの悪い弟分くらいのポジションがベスト。
以前は窓口申請で、ワイワイ言いながら書類を見てもらってました。
ヤバイ書類の手前で、無駄話をふっかけてごまかしたり、許してもらったり
怒られたり・・・・。
こんな光景は今はありません。
石狩振興局は、完全予約制で、窓口も撤去され、原則郵送です。
もう担当官と顔を合わせて「内装なのか」「大工なのか」で揉めることも
できないのです。
我々行政書士はリアルでお客様と会う以外は、書類との格闘です。
自分が作った書類を担当官が目の前で見てくれる、少し緊張するけど
贅沢な時間だったなと、しみじみ思い出しました。
ありがとう上川振興局よ!!
書類を作る喜びと審査してもらえる感動を思い出させてくれた!!
あと、許可証もよろしくね~~~(出来の悪い弟分風に)