建設業の許可申請において、常勤役員等(旧経営業務管理責任者)や
専任技術者の証明などで、実務経験や工事の経歴を添付する機会が多いです。
例えば建設業の業種である電気工事を取得する場合は、二種の電気工事士の場合は
実務経験が3年間(36ヶ月)必要になる。
私たちは、会社さんから、過去の請求書などを大量に借りてきて「電気工事」
を探しだし、通帳で入金確認をして、せっせと3年分の実務経験を証明してゆく
のですが、これが、たいへん難しい・・・・
なぜなら、お客様は
建設業の取得を考えて請求書を作ってないから
みなさん、その工事をやっていた当時は夢中で仕事をしてきたのです。
建設業のこと考えて、建設業の申請が通りやすいように請求書を発行したりとか、
証拠書類を集めていた なんてことはないわけです。
また、建設業を始めて駆け出しの時は、下請け工事ばかりで、請求書の作りも甘い
建設業では御法度な、「人工貸し」的な記載もしてしまうのです。きちんと請負で
入っているのにです。
建設業申請は、要件がきちんと整っていれば、誰でも簡単にできてしまう。
しかし、会社さんの色々な事情に考慮し、整っていない要件をどうにかしようと
するところに、
この仕事の難しさがあると、いつも考えています。
・・・今日は愚痴っぽくなってしまった・・・
ごめんなさい。今後気をつけます。