北海道札幌市の建設業申請の専門相談

奥田行政書士ブログ
建設業申請あらかると

月: 2022年4月

建設業申請で難しいこと

建設業の許可申請において、常勤役員等(旧経営業務管理責任者)や

専任技術者の証明などで、実務経験や工事の経歴を添付する機会が多いです。

例えば建設業の業種である電気工事を取得する場合は、二種の電気工事士の場合は

実務経験が3年間(36ヶ月)必要になる。

私たちは、会社さんから、過去の請求書などを大量に借りてきて「電気工事」

を探しだし、通帳で入金確認をして、せっせと3年分の実務経験を証明してゆく

のですが、これが、たいへん難しい・・・・

 

なぜなら、お客様は

建設業の取得を考えて請求書を作ってないから

 

みなさん、その工事をやっていた当時は夢中で仕事をしてきたのです。

建設業のこと考えて、建設業の申請が通りやすいように請求書を発行したりとか、

証拠書類を集めていた なんてことはないわけです。

また、建設業を始めて駆け出しの時は、下請け工事ばかりで、請求書の作りも甘い

建設業では御法度な、「人工貸し」的な記載もしてしまうのです。きちんと請負で

入っているのにです。

 

建設業申請は、要件がきちんと整っていれば、誰でも簡単にできてしまう。

しかし、会社さんの色々な事情に考慮し、整っていない要件をどうにかしようと

するところに、

この仕事の難しさがあると、いつも考えています。

 

・・・今日は愚痴っぽくなってしまった・・・

ごめんなさい。今後気をつけます。

 

 

投稿日: カテゴリー 建設業許可いろいろ