北海道札幌市の建設業申請の専門相談

奥田行政書士ブログ
建設業申請あらかると

機械器具設置工事業はなぜ難しいか?

 

みなさんこんにちわ。誰も読んでないブログの主人です。

 

ここのところ、ご依頼が続いている機械器具設置工事の許可。。。

こいつが難しい・・・。

今日は、機械器具設置工事の取得がなぜ難しいかを解説してみます。

 

1:専任技術者の資格要件が異常に狭いこと・・・

機械器具設置工事の専任技術者になり得る国家資格は、「技術士」しか

ありません。僕は20年間行政書士をしておりますが、過去に技術士は一人

しか会ったことがありません。かなりレアな資格です。

噂では、大学教授レベルとのこと。なぜ通常の「施工管理技士」が一切排除

されているのかは、ナゾです。

 

2:ということは、10年経験でいくしかないのだが・・・

10年経験は簡単ではありません。なぜなら

 

①機械+工賃が請求書で分かれていても道庁は全体の金額を工賃と見ます。

つまり、機械3億、工賃100万の場合、3億100万の工事代金になってしまう。

そうすると、違法状態(500万超えの許可なし工事は違法)になってしまいます

機械は高額なものが多いので、これが強烈な足かせになるのです。

 

②それでは、機械+工賃で500万以内のものをピックアップして持って行くと

「・・・これって、機械器具設置工事と言えるの?コンセントつないで終わり

は機械器具設置工事とは呼ばないよ」と言われてしまいます。

 

どんなものが機械器具設置工事に当たるかというと、

プラント設備工事、内燃力発電設備工事、ダム用仮設工事、立体駐車設備工事

サイロ設置工事etc etc

こんなの、全部500万超えるじゃん!!!

 

機械器具設置工事はニーズが高い工事業です。大きな農業施設でベルトコンベア

をつけるとか、医療器具を取り付けるとか、やはり施主は許可を求めてきますが

簡単に取れる許可ではありません。それで、機械器具の設置を請負っている会社

さんは、とてつもない困難を強いられています。

 

私は不勉強なのでなぜこんなにハードルが高いのか分かりません。

知ってる人いたら、ぜひ教えて教えて~~

 

 

投稿日: カテゴリー 建設業許可いろいろ