建設業の許可を依頼されて一番大切だと思うのは、その事業所さんが許可を「取れるのか」「取れないのか」の判断です。そのためには念入りに調べるしかありません。
今回は、A社が建設業申請したい、そのために建設業を取得しているB社で役員経験のあるCさんを招き入れて役員になってもらうことでA社が建設業の申請が可能になるかどうかというケースです。
まずは、CさんがB社で何年役員をしていたか、謄本を取って調べます。6年以上役員をやっていて、問題ありません。
次にB社の許可の状況を調べます。建設業の状況は会社名と許可番号が分かれば誰でも閲覧することができます。B社はずっと建設業の許可業者でしたから問題ありません。
CさんのB社での役員経験年数 と B社の建設業保持年数 で重なる部分が6年以上ですから、今回は経管においては要件をバッチリ満たしていました。
このように、建設業の申請においては、しばしば、よその会社さんの協力が必要になるケースがあります。
うまくいきますように!!帰りがけどんより曇った空をバックに、道庁の背中をパチリ